加工内容

塑性加工

曲げ加工などの板金加工、絞り加工、バルジ加工やバーリング加工など塑性変形を使った加工です。用途や要望と加工効率や歩留などを考慮のうえ、塑性加工と溶接と機械加工を組み合わせて高効率のものづくりを行います。

溶接

ステンレスの溶接に関しては1975年の創業当時より一貫して行っており、個体、液体、気体、様々な流体の入る容器や配管など、確実な溶接により漏れのない製品を製作いたします。今までの経験を生かし、あらゆる方法を駆使して、より歪やガタの少ない、より長期間使用が可能な溶接加工をいたします。

ステンレスの他にも、アルミ合金の溶接、銅合金の溶接、ニッケル合金の溶接、一般鋼の溶接が可能です。

歪取

原則として溶接など他の加工とセットでの施工となりますが、どのように歪を取るか、どこまで歪を取るのかは加工メーカーにより千差万別です。高価な材料も歪が出てしまうとスクラップになることも多く、高級板材の歪取加工なども実績があります。

ろう付け

ステンレスのろう付けや銅合金のろう付けなど、材料や用途に合わせて加工いたします。また、使用される場面によっては溶接の方が合理的なことも多く、場面に合わせて適切な加工方法を選択して加工いたします。

機械加工

汎用旋盤・NC旋盤・汎用フライス・マシニングセンター・ボール盤・ラジアルボール盤を所有しており、製品に必要な精度とそれぞれの機械特性をマッチングしたうえで加工を行います。

三次元レーザー切断

CO2三次元レーザー加工機を所有しており、平板の切断加工だけでなく、板金後の穴あけ加工や位置決め、切削の前加工や溶接時の取り合い部の加工、溶接後の切断加工が可能です。

熱処理

母材と用途を加味し、必要となる熱処理を行います。

表面処理

メッキや塗装、洗浄やブラスト加工など製品の機能向上のために必要となる処理を行います。

浸透探傷試験(PT)

溶接後の欠陥や傷の検知のために、有資格者による浸透探傷試験を行います。

Heリークテスト

社内所有のリークディテクターを用いて、真空チャンバーなどの溶接部の検査を行います。用途や仕様に応じて、フード法、スニファー法、真空吹き付け法等あるいは組み合わせての対応が可能です。

組立等

社内組立スペースにて、真空チャンバーと内容物との取り合い確認や仮組、組立後の立会検査や、ものによっては内容物を組み込んでからの溶接あるいはリークテストが可能です。