取扱材料

ステンレス鋼

ステンレス SUS
ステンレス材料

オーステナイト系ステンレス鋼をはじめとして、弊社では一番取り扱いの多い材料です。

一般に鉄と比べて、より清浄な空間や耐食性の求められる場面で使用されることが多く、高い耐食性を利用して塗装やメッキをせずに外観部品に使用されることも多いです。

SUS304などは比較的流通量も多く、耐食性も高いことから、産業界のあらゆるシーンで使われています。加工コストと機能のバランスの取れた材料と考えております。

一般的に鉄よりも溶接歪が出やすく、切削加工性においても難易度が高いことから、扱うメーカーによって仕上りに差が出やすいです。

弊社では、

1.歪を少なく加工する

2.歪を取る

という技術に自信を持っております。

材料の手配も迅速に行いますので、板材、丸棒、フラットバー、パイプ等、ケースに応じて短納期対応が可能です。

また様々な分野において、真空チャンバー(真空容器)、真空配管、ホッパー、ブラケット、架台等たくさんの製作実績があります。真空チャンバーに関しては小型真空チャンバー、丸型真空チャンバーや角型真空チャンバー、異形のものやチャンバーが二重になったジャケット構造のものなど特殊なものの実績も多数あります。長さ12メートルを超える真空配管の製作実績もあります。

アルミ合金

アルミ Al
アルミ材料

鉄やステンレス、チタンなどと比べ比重が小さいことから、軽い金属が必要な場面や、熱伝導性が高いことを利用して熱シールドや冷却配管、放熱フィンなどに使用されます。弊社では機械加工だけでなく、アルミの溶接や塑性加工、またそれらの複合加工も行っております。

アルミの溶接を用いた真空チャンバーや配管も製作が可能です。

銅合金

アルミと同じく、熱伝導性が高いことを利用して、冷却用製品に多用されます。また電気的特性を生かして電極などにも使われます。曲げた銅パイプと銅の継手をろう付けして使用するといったことがよく行われます。

弊社では塑性加工、機械加工だけでなく、銅の溶接加工も行っております。また、状況に応じて、ろう付けと溶接から適切な接合方法を選択いたします。銅溶接と塑性加工、機械加工等の組み合わせ加工、溶接後のPT検査、Heリークテストも可能です。

ニッケル合金

代表的なものとしてインコネルやハステロイなどがあり、火力発電所内などの高熱の環境にさらされる場所に使用されます。弊社では機械加工、溶接、歪取や三次元レーザー切断加工が可能です。

また、要求される状況に応じて、ステンレスとの置換や異種溶接での製作も可能です。

一般鋼・炭素鋼・特殊鋼

メッキや熱処理と組み合わせての複合加工や、ステンレスとの異種溶接など、使用される用途・条件に合わせて加工いたします。

長さ11メートルを超える真空チャンバーの製作実績があります。

その他の金属

チタン TP340
チタン材料

チタンの機械加工やモリブデンの機械加工、ニオブやニオブチタンの塑性加工などの加工実績もございます。その他の金属もご相談ください。

その他樹脂・ゴムなど

MCナイロンやアクリル、ポリカーボネートなど、真空チャンバーなどと抱き合わせて使用される際の一括手配が可能です。またリークテストや耐圧検査に必要なゴムOリング・パッキン・メタルガスケットも一括手配いたします。